雪歩 Stand by Me(丹下桜)



たまには再生数の多い動画についても書いておこうかと思います。
といっても、丹下桜さんの人気と曲の良さとで99%が出来ているので、他の動画と書くことに大差は無いかもしれません。

もともと、ヒットしそうな動画は作らないという変な病気にかかっていて、
なぜこの曲で作ったかと言えば、同じく桜さんの曲で作ったFantasyが伸びなかったので、
この路線なら目立たずに好きなように作れるな、と思ったのです。
だから、これが当たっても、次に作ったのはトラチョコのOPという、また
マイナーで伸びなさそうな、でも桜さんファンなら喜んでくれるだろうという
ラインだったわけです。もちろん曲が好きなのと、自分の中での強烈な思い出補正に
後押しされたのとあったのですが。

動画全体としては、とにかく1キャラでフル曲を頭から終わりまでダンスのみで
繋いだという点ではよく頑張ったと自分では思っています。
ちなみに、面倒だったのでカメラは全部おまかせです。

動画を編集するという意味で一番会心の出来と言えるのは、誰にも気付かれていないと思いますが
Aメロで「ポジティブ」ベースにしながら0:52の「思い出をありがとう」の振りを
気付かれないほど巧みに、しかも「胸がきゅんとあつくなる」という歌詞にぴったり合う形で挟み込めたことです。
「思い出をありがとう」はスモークが出るので切り替えで目立つ可能性があったのですが
幸い使いたい部分がアップの映像だったので驚くほど自然に組み込めました。
特に「ポジティブ」に戻る瞬間は立ち位置、振り付け、ステージのカラーと
全てが調和していてこれはもう、私の技術がどうではなく、
動画の神様が降りてきたという感じです。

割と評判のいい間奏については、ちょうどぴったりはまった「THE IDOLM@STER」の
映像に感謝してください。私はそれをそのまま置いただけです。
ただ、そこからサビに切り替わる場面で長さが足りなかったので、「魔法をかけて」
の回転シーンと「THE IDOLM@STER」のそれとを組み合わせたのは自分なりに
上出来だったと思えるところです。派手なエフェクト無しの切り貼りだけでも、
元の映像と違ったニュアンスが出せたという意味で気に入っています。

その後3:12秒辺りは仮組では「ポジティブ」の振りそのままで自然に組めて、よしよし、
と思っていたら本映像だとねこグローブを付けたせいでパンチが顔にめり込んでしまって
大変なことになってしまいました。そこで、その部分だけ逆再生にして、
手が埋まっているところは前の映像とのクロスフェードでごまかしています。
結果としては「心配ないよ」に首をかしげる振り付けが当たることになって
自然さが増したのでかえって良かったかな、と思っています。
興味がある人は、フェードのところを注目してみてください。

同じ部分の光っているのは、編集したことがある人なら分かると思いますが
いわゆるディゾルブです。普通に使うと輝度が上がりすぎて使いにくいのですが、
これとエコーとは上手く使うとハイライトで輝きが出せてかっこいいです。
ちなみに、ダブらせることでフリと拍数を合わせるというやり方については
エレクトロの人mmtsgzkwys氏の手法を見て学んだものです。多様なエフェクトを
用いなくてもこれだけ独自の雰囲気が出せるという点で彼のセンスは
今なおずば抜けたものがあると思っています。

これまた誰も気付かない、自分なりのカタルシスなポイントとしては、3:52の
腕を突き上げる振り付けが、実は前後繋がっていないものを繋ぎ合わせたものだ、
という部分です。さすがにこの長さの後奏になると元の素材そのままでは
足りなくなるので、複数を、できるだけ自然につなぐことが重要になります。
そういう意味で、最後までテンションが維持できる要因になったこの1ヶ所の
自然な繋ぎが大きな役割を果たしているとも言えると思います。

最後は、元曲はフェードアウトなのですが、ステージでのダンスによる繋ぎで
終えたかったので、フェードアウトの音量下げを持ち上げた上で、スチームの
音に合わせて終えるようにしました。が、これがいい判断だったかどうかは
好み次第と言うことになると思います。

全体としては、できるだけ同素材のダンスが長く利用できるように、あまり
切り刻まない中でシンクロさせることを目指しました。これはソロで作る時には
重要なことで、切り替えがあまりに不自然だと興ざめしてしまいます。
デュオ以上ならキャラが切り替わる瞬間に振りを変えてもあまり不自然ではないので。


長々と書いてしまいましたが、単に再生数という点で言うなら、いい曲・いい歌手、
それに桜色で揃えた衣装と字幕、この辺りの全体的な要素こそが重要でしょう。
ただ、これぐらい拘って作った方が、後で見て楽しむにはいいものです。
それに見てる人は結構見てますしね。それが少数であっても、そういう人の
目にかなう動画を作ることに大きな意味があると思います。

これだけの再生数はいずれにしても分不相応な気がします。
本当に見ていただいてありがとうございました。

2007.11.08 | Comments(0) | Trackback(0) | マイ動画リスト

真 雪歩 C.H.O.C.O.(トラチョコOP)



明らかに、私が作ったコラボの中でも出色の出来なのですが、全然伸びていない辺りが
ニコニコ動画の難しい所であり、また面白い所でもあると思います。
今更ながらサムネイルの選択で損したかな、とか曲がマイナー過ぎたかな、などと
思いますが、
しかし動画をアップロードする際、個人的にはできるだけ目立たずに行いたいので
(一番の理想は目立たせずに揚げたものが動画の力だけで評価されることなので
 スレに張ったり自演したり、P名タグをすぐに付けたりはしないほうなのです)
結論としては、こんな沈み動画を、それでも見て頂けたり、マイリストに
入れてくれたりした人との共感が得られればいいかな、と思います。

さて、では動画の解説を。まずは自分でも満足しているところから。
原作のOPの最初の部分をトレースしたところと、それにアイマス映像を
透過させたところとは、繰り返し調整したのもあっていい出来だと思います。
社長が左右向くタイミングやロゴの膨らみ・しぼみのタイミングも
元動画とフレーム単位で刷り合わせています。
原作の模倣という意味では、実は字幕は元動画から全部切り抜いています。
演技力レッスンを作った時に、色指定で抜いたりする方法を色々試したので
その延長として行いました。わりと自然ですが、そもそも特色のある字幕では
無かったので、やった価値があるかどうかは疑問です。自己満足ですね。
サビの部分のC H O C Oや、最後のテロップも抜いてきて使ってます。

ダンスは短い曲ということもあって、2曲だけ、「THE IDOLM@STER」と「First Stage」です。
本当は「9:02PM」も仮組では使っていたのですが、スモークの関係と、
無しでもいけそうだったので除きました。
使った2曲は曲調も似ているのでダンスもそれほど違和感なく混ぜ合わせられます。
Aメロの最初で少しリズムに乗っていない以外は、ノリ的にも歌詞や口との
シンクロ的にも自分の中では上手く振付けられたと思っています。
30秒からの重ね合わせも、口パクの長さを合わせる為の工夫ですがいい感じですね。

初めてデュオで作ったのですが、個人的にはこれが一番楽に思えます。
ソロはカメラの指定も面倒だし自然な切り替えの際にキャラを切り替える、という
楽な方法が取れません。トリオは作ったことが無いですが、逆に欲しい映像を
とるのに苦労するでしょう。デュオはバランスが取れていてありがたいですね。
多分、素材はそれぞれの曲を5本ずつくらいで十分足りています。

氷上&丹下の声は割りと真&雪歩にシンクロしていて、またその2人のキャラが
アイマス的に繋がりがあるのでいい組み合わせだと思っています。

画質については、あの暗いステージ+24fps化、さらに全体にエフェクトを軽くかけた事で
かなりいいものに仕上がったと思います
…が、24fps化のせいでたまにカクカクしています。オープニングの
ロゴが膨らんだりしぼんだりするところとか、真の腕がびよんと伸びたりとか。
一応、24fps化の際には重複フレームを一枚ずつ指定して行うという地道なことは
したのですが、それでも元が60fpsでないこともあって不自然になってしまいました。

反省のポイントを後2つだけ。
ユニット名「トラチョコ」を表示するために敢えて元の曲紹介を残したとき、
「First Stage」という題名を消し忘れました。普段なら、色を抜いて、背景色
と近い色に揃えることで少なくともぼかしはするのですが。

もう1つは1:15くらいと、最後のところで、雪歩を口パクさせ忘れたことです。
これは、ちゃんと素材もあった上で元の仮組の動画を残してしまったもので、
完全なミスです。それ以外の場所はちゃんと口も合わせたんですけどね。

とは言え、かなり自分でも上出来な動画です。映像のシンクロで言えば、
これ以上のものは私にはそうそう作れないことでしょう。

2007.11.03 | Comments(0) | Trackback(0) | マイ動画リスト

Here we go!! 春香・ 伊織・やよい 反抗期version



昔の作品について語っておこうという趣旨だったのをすっかり忘れていました。
実際、そろそろ振り返っておかないと、自分でもどこに自分なりのこだわりが
あったのかを思い出せなくなりそうです。

この反抗期versionは、1週間の休みをじっくりと使って作ったもので、
それだけに色々なアイディアが詰め込まれていると思います。
当時としては、
1.m@ster version を使っている(つまりフルコーラスサイズ)
2.メタル風(テクノ系が主流な中で別の方向性が出したかった)
3.ラジオの音素材を使用
4.16:9から4:3に割りと自然に動画のサイズが切り替わる
  というより、フレームに見せた黒枠部分を白くするという異化作用
5.カットインエフェクトの使用
などなどは、割と珍しかったのではないかと思います。

もちろん、それができた一つの大きな理由はstage6に高画質で手を加える必要がない
maszushi氏の映像が合ったからで、だからこそ積極的にいじって行けたわけです。
例えば、誰にも気付かれていないと思いますが、1:22秒くらいから、間奏で
伊織がセリフを言う場面では内面描写っぽく円形のぼかしをかけたりしています。

そうそう、誰も気付いていないという意味で言えば、曲の最後、全キャラが
「大好き!」と言うわけですが、これは本当は2番のサビ前のセリフです。
そこに春香の「駄目です!」(これは、「携帯の待ちうけなんて恥ずかしいから『駄目です』というつもりでしたが)
を持ってきたことで、最後においしいセリフが移せたわけです。
ちなみに、少々無理ながらその後原曲のラストにつないだのは、左右からの笑い声が
歌声りっぷなどでは消えてしまって、春香だけ笑うというシュールなことに
なってしまうのを回避するためだったりします。

後、誰にも気付かれないシリーズで言うと、最初のやよいの「くたばっちまえ!」
は、元音源だと音が被っていて、「く」の音が上手く使えなかったので、
手前をフェードインにした上で、他所から「k」の子音だけ持ってきて
重ねています。割と自然に「く」の音に聞こえるのではないかと思います。

ちなみに、白春香好きな私としては、これは黒春香というわけではなくて、
ほんの少しわがまま言ってしまったけれど、反省してやっぱりいい子、的な
アイドルの王道からはずれていない方向性で作っています。
学芸会verの亜美のいたずらと同じイメージですね。

個人的には、ギターの演奏が特に後半雑で、音量にむらがあるところに
不満は残りますが、あの時自分にできたことはかなり詰め込んだ
力作だったんじゃないかな、と思っています。
タイミングが悪かったか、単にこの方向性が受けなかったのかな、と。

2007.11.02 | Comments(0) | Trackback(0) | マイ動画リスト

First Stage 雪歩 残念version



残念version。自分のアイマスREMIX作品で一番癖の無い仕上がりだと思います。
基本的に自分は変なものが好きなので、アイディアが閃いた時か、あるいは
スキルアップしたい時にしか動画を作っていません。
それでなぜ癖の無いものができたかというと、「まっすぐ学芸会version」
を作った後の反動でしょうね、たぶん。
加えると、当時はP名を名乗ったりはしなかったのですが、気付く方は
IDなどを見て気付いて貰えるので、あの「脳内ver」や「学芸会ver」
の人がこんな普通なの作ってるよ、という驚きもあっていいと思ったのでした。
当時借り物Pで、素材を借りてばかりいるという後ろめたさがあったので、
某春香なる野望動画でBGMに使われたときは嬉しかったものです。

テクノは作るのがあんまり得意ではないのですが、それは定位を振ったりとか
飛び道具な感じのエフェクトをパロメータを変化させながら使うのが、
実際に再生してみないと上手くできないからです。
あと音作りもそうですね。シンセのプリセットを少しいじる程度で妥協してしまいます。
つまり、簡単に言えば譜面を越えたレベルの作業に自信が無いんですね。

特に最近はアイマスREMIXにはたくさんの方が動画を投稿されていて、
テクノも生音系もとても充実しているので自分の過去音源を聞くのは
恥ずかしいのですが、でもこの残念verはあまり苦手なことに手を出さなかったのも
あって、結構気分良く聞くことができます。
それはコメントでたくさん褒めていただいたおかげでもあると思います。
REMIXが増えてきたせいで最近はコメントも辛口になってるみたいですが、
新規さんとかにはできたら優しくアドバイスしてあげてくださいね。

……ファイルのアップロードって500kまでしかできないんですね。
感謝の気持ちを込めてoff vocal verを作ってみたのにこれはやっぱり残念ver。

2007.09.02 | Comments(0) | Trackback(0) | マイ動画リスト

アイドルマスター 伊織 やよい トライフルソング



自分の動画について、マイリストに書けなかった思いのたけを連ねる、というのは
嬉しくも恥ずかしいものですね。
でも今日久しぶりに見たらCDが1枚売れていて嬉しかったので
この機に作品について書いておこうと思います。

多分、マイナーな曲だと思います。作曲家は菅野よう子さん、
歌っているのはどうやら今グラビアアイドルをされているらしい山本千夏さん。
菅野よう子さんは、自分が音楽を深く聞くようになった原点とも言える人で、
作曲家としてだけでなく物作りをする人として誰より尊敬しています。
耳コピーも少ししましたが、具体的にどの曲を見習いたいというよりも、
芸術性と聞き手への優しさとを両立していることが魅力で、目標です。
CDも、コレクターの域には達しませんが、見たこと無い映画やドラマのものも
含めてそれなりに持っています。今回もそうした中から選びました。

選曲時、伊織のコラボPVが少ないらしいと知っていたので、声質的に
合いそうなものを色々と探して、これに辿り着きました。ちなみに
声質に拘ったのは「Tokyo girl」のリベンジのつもりです。
ちなみにイメージとしては、ボーカルの子供っぽさもあって無邪気さ、
純粋さというのを前に出したいと思って作りました。

動画についてのこだわりとしては、敢えて和訳に見えるように歌詞を残したんですが
それは同時に、元の振り付けの順番を崩さずに合わせているというアピール
でもあります。動画自体は複数使っていますけどね。
後半は歌詞部分を切ることで、歌詞を残したのは意図的だと分かるようにしました。
一番のこだわりとしては、逆再生を利用して降ってくるものを上昇させて
浮遊感を出したいな、ということでした。エフェクトを多用した動画が増えること自体は
悪いことではないと思うのですが、元々の映像のままでも少し工夫すれば
新しいニュアンスがだせるのではないかな、と思ったのです。
結果としてはむしろ海底みたいになってしまいましたが、次に誰かが
そうした映像が合う曲で逆再生を試してくれたなら本望です。
後は後半、あまり意識を奪わない程度に色合いに変化を付けてみたり、
Waxというエフェクトツールのテストも兼ねてみたりという感じです。

派手さが無いのと初動が少なかったのとあって、自分の動画でも
再生数は少ない方ですが、一つの雰囲気は醸し出せたかな、と思っているので
後で振り返っても喜びに浸れる動画の一つです。

2007.08.30 | Comments(0) | Trackback(0) | マイ動画リスト

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