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欅坂メモ308 2ndシングル 個人PV (長め)

1stシングルの個人PVの感想はこちら
欅坂メモ133 個人PV TYPE-C
欅坂メモ134 個人PV TYPE-B
欅坂メモ136 個人PV TYPE-A

TYPE-A
石森さん:
定期的に表れる失敗系アート作品の犠牲になってしまった(1stシングルでは上村さんと原田さんがこの傾向の餌食になっている)。引用は、シェイクスピアからのものがいくつもあるのは分かる。足が遅いひとに走らせたところを見ると、おバカなひとに格言を言わせるのも狙ったミスマッチなのかもしれないけど、シュールな笑いにも繋がっていなくて、何を楽しんだら良いのやら皆目見当が付かなかった。しかも最初の方で「影法師」を「かげほうし」と読んでいて、ずいぶん高尚な引用を入れるわりにそういうミスをするのか、とがっくり来てしまった。

尾関さん:
尾関さんを撮るのは楽しいだろうなと思う。前回も今回もそうだけど、コメディエンヌとしての天性の才能を活かそうとディレクションして、それにしっかり応えてる。自撮り上手なエピソードとか、ひとに見られてないか気にするエピソードとか、ファンが楽しめる要素も豊富に入れてる。「尾関の個性 アイドルの野生」っていう副題の「野生」が「またぎ」の伏線になってるのも丁寧。

志田さん:
定期的に表れる失敗系アート作品の犠牲になってしまった(1stシングルでは上村さんと原田さん)。志田さんのダンスは無駄がないぶんキレが足りないから、キレのある動きの勉強と、真顔がカッコイイから武術が似合いそうだ、と考えると発想は正しいはずなんだけど、特に見ていて楽しい要素はなかった。ハッタリの利く動きの1つでも見たかった。

土生さん:
雰囲気アート作品を狙って成功した側の作品。1stシングルのアート系は、ユーモアを入れたりシュールにしたり他の要素を入れたものしか成功していないので、この作品はアート1点突破で成功した初の作品かもしれない。音楽の効果が大きいし、本人ナレーションも、少し滑舌は甘いものの雰囲気を作れていて、土生さんの1stシングルPVよりずっと進歩してる。「また明日ね」を最後に入れるべきかは判断に迷うところだけど、どう解釈することもできるので、見るひとが1番感動できる読みを選べてこれで良いのだと思う。ナレーションの文章の意味不明さも、雰囲気文章としてはよくできてるし、世界の終わりを迎えるひとが話すことなんて支離滅裂で当然、と正当化もできる。

守屋さん:
これは好みが分かれるというか、自分のなかでも好きな部分と嫌いな部分が両方ある。後半の展開は思っても見なくて、なぜ思っても見なかったかと言えば前半があまりにベタで先生の演技がくどい、やや失敗したPVとして逆に完成してたからなんだけど、それで完成してると思って油断したところにブチ込まれたその後の展開は、たしかに面白くスタイリッシュだった。守屋さんにダンスと表現力を磨かせようという意図もはっきりしてる。やっぱり良作かもしれない。

ベリカさん:
ベリカさんをひとりで動かす作品としては前回のほうが良かったと思う。前回は監督さんが、予期せぬハプニングが起こることを楽しみにしていたけど、今回は予定通りの失敗をさせるのが中心で、何が起こるか分からないベリカさんを枠にはめてしまった気がする。たとえばテントを立てられないとか、ジェンガを倒してしまうとか、最初からシナリオに書かれてそう。
- アオコに次いでキイコが動いてるのを見られた。ところでクロコはどこへ行ったのだろう。

ベリサさん:
見ていて複雑な感情が生まれた。BGMは聞いてるとなじんでくるけどそんなにハマるものではないし、踊りも完全に笑っていいほどのコメディ路線ではなくて、戸惑ってしまう。モデルに挑戦したいベリサさんにいろんな服を着せるというのが基本コンセプトで、そこで十分に価値は生まれてる。ただ、ベリサさんの内面のらしさみたいなものを特に感じなかった。その意味でのお人形性、「私はあなたのドール」という詞に反発する存在としての、ダークヒーロー的な演出もあるんだけど、さほどハマってるとは思わなかった。

TYPE-B
今泉さん:
評価しづらい作品。今泉さんに歌わせたのは良かったと思う。でも「私の考えとは違う」という詞の曲を、しかも違うことを力説されたあとに聴くのってどうなんだろう。今泉さんと話して詞の方向性を決めても良かったのでは。歌については、怒られるのを承知で書けば、アカペラでファンじゃないひとに響く歌唱力かはやや疑問。技はいろいろ持ってるけど、声を聞いた瞬間、歌詞も関係なしに空気がピリッとするような声質や感情表現を備えてるとは思ってない。もうしばらく、アイドルとして上手いという「アイドルとして」に頼ったほうが良いと思ってる。

小池さん:
2回ためてからの解放感は、まるでほんとうに息を止めたあとのような解放感。シーン2の「キッチンで料理」くらいでも十分ファンが見たい映像だと思うけど、そのあとのシーン3が音楽と色彩の後押しもあって非常に感動的。ちょっとシュールでワンダーランドな感じも統一性があって好き。小池=不思議引っ込み思案可愛いみたいな公式を確立していて、これは「46秒で恋をして」しまう。最後の「まだ言えそうにない」の「ない」の言い方が妙に好き。

小林さん:
発想は面白いし、映像としても楽しいものになってる。どうせなら伴奏の音はもう少しだけ「お色直し」してしまっても良かったかもしれない。今泉さんのと違って伴奏があるので単純比較はできないけど、小林さんの掠れる声と落ち着いた声が混ざり合う生々しい声質は独特の魅力があって現時点でも十分価値があると思う。特に「何度でも」で声を張ってるロングトーンが少しひずんでから最後に澄んでヌケるのが良い。逆に、今泉さんが器用に歌うのに使うたぐいの技は、ここから身につけていって損はないと思う。

佐藤さん:
美大生の使い方として正攻法。ふにゃふにゃとか可愛いとか言われてるけど、こういうアート絡みの真顔が個人的にはすごく佐藤さん「らしい」と思う。そういう厳しさは芸術以外の部分に持っていくと軋轢を生むんだけど、その解放の場としてこそ芸術があるわけで、この特別な場で発散してるのを見るのは気持ちいい。誇りと厳しさがせめぎ合っての90点っていう自己採点はすごくよく分かる。アートに添えた物語が、いつものベタな意識の高さでちょっとおもしろみに欠けるのが画竜点睛を欠くかなとは思う。サンドアートの先生、すごく優しそう。

菅井さん:
まあ確かにこれは菅井さんらしい。でも、お嬢さまをお嬢さま風に品のある感じで撮って、特に俳句で遊ぶでもなく、たとえばカッコイイ系の格好をしてもらって意外性を出すでもなく、という内容だといまいちおもしろみに欠ける気がする。紅白出場っていうのも、そこまでの調子とミスマッチしてまで持ってくるほどのネタでもない。もちろん、特に雑味のない不快感のない映像なので、何か作業のBGMならぬBGVとして環境ビデオみたいに楽しむにはもってこいかもしれない。

原田さん:
え、監督必要? この作品、監督必要? 10年後への手紙ってファッキン使い古されたアイデアだよね。中学生が初めて撮った自称感動ムービーみたいだけど、なんの技術を監督さんは提供してくれたの? 最後に名前がテロップで出たのは、よほどの罪悪感から名乗り出たのかなと思ったくらい。まだ石森さんとか志田さんのPVは、面白いこと、変わったことをしようとする意思は感じる。原田さんは2作続けて監督に恵まれない。

米谷さん:
これはいい。これは青春だ! よねさんがやりたい演技をテーマにして、よねさんの親しみやすさを抜群に活かしてる。それでいて恋愛ものとしてベタ過ぎず、ツンデレというか思春期っぽい何を言うか分からないハラハラ感が存分にスパイスとして効いている。男優さんもすごくええ仕事しはった。

TYPE-C
上村さん:
語りの素人っぽさは相変わらずだけど、かなり好きな作品。アイデアも面白いし、脚本・演出がよく練られているし、上村さんは困ってるときのあんまり深刻に表れない可愛さがすごく魅力的で、それを尺いっぱいにしっかり収めてる。作品性とアイドル性、それに「個性的でいいんだ」っていうメッセージ性がしっかり融合してる。トランペットの小ネタもファンならクスってなる遊び心。口紅を塗ったりウインクしたりにゃーポーズしたりで、可愛い上村さんを見たい欲求も十二分に満たされてる。個人的には、卵の黄身の音とか、階段登るところの機械音が好き。鏡を見てるようにみせての診察場面への切り替えも上手い。

織田さん:
欅坂1と言ってもよい美形とメイクをあまりしていないという状況から、当然やってみるべき企画。原宿メイクは、日本のヨーロッパ憧れサブカルを、逆輸入したヨーロッパ人がコスプレしてるみたいでアリ。逆に、日本風の薄い顔立ち向けに発展した舞妓さんとか、目の小ささを盛っていくためのギャル向けのメイクは似合ってないけど、それもコミカルだったりで価値はある。ただ、サプライズの面白さはなくて、特に内面の魅力はほとんど見せられなかった印象。
- ちなみにガングロについては、メイクさんが言っているとおりコンプレックスから来てるという説がある。自分が劣っているんじゃないかという不安が、みんな一緒で顔がよく分からなくなるガングロや濃いメイクで解消されるという理屈らしい。

齋藤さん:
アイドルがジャグリングとか手品をできて損はない、と前に書いたとおりで、こういう機会にちょっとした芸を獲得させてあげるのは配慮の利いた監督だと思う。本番自体は少し盛り上がりに欠けたかもしれないけど、卵監督という設定を作っておいてから泣いてる齋藤さんに卵を食べさせたのが全体の枠としてすごく良かった。あれは涙が乾いてからでは全然面白くない。たぶん、成功しても失敗しても卵を食べる予定だったんだけど、特に失敗したことでうまくオチとして働いてる。それから、齋藤さん自身がビビリじゃないとか弱いところを認めたがらない性格なので、実は泣き虫なところを無理やり撮っていくのもよかったと思う。ファンなら責任感の強さを感じて胸を打たれたはず。
- アンケートは、もちろんみなさん止めて読んでみたことと思う。残念ながら、仲の良い尾関さんの好物6Pチーズは、好きでも嫌いでもない食べ物らしい。

鈴本さん:
これ本当に大好き。谷中銀座とか根津神社(だと思う、アジサイもあるし)はなじみのある場所だけど、だから好きというわけではなくて、鈴本さんの魅力がこんなに出てる映像はない。この声といい、喋り方といい、目を輝かせてたり無邪気だったり、美味しそうだったり真剣そうだったり、ホームシックだったり、料理に自信があったり、BGMが栗だったり、どれだけ寄って撮っても引いて撮っても表情豊かだったり。特に奇をてらったところはないけど、ここまで完璧に魅力を引き出されてしまったら、うなるしかない。「一目惚れ」(というにはすでに映像を見過ぎてるけど)してしまいそう。

長沢くん:
なんで原田さんの監督はこれができなかったんだろう、と思わず恨み言を言いたくなる。10年後の自分へなんかより家族へのビデオレターのほうがよっぽど面白いし、絵も動くし、個性も出る。メイドカフェ体験っていうそれだけでも企画として成立するネタが、入れ子構造の内側になっていて感動さえ引き起こすのも実に秀逸。ケチャップでだっしーとオムくんをしっかり描ける辺りは器用なところを発揮してる。東京駅・秋葉原・欅坂・渋谷というロケーションも順番も、ナレーションの流れからしっかり選ばれてる。他のメンバーが頑張ってナレーションっぽくしようとするなか、自然体で朴訥な長沢くんの喋りがかえって心に訴えかけてくる。本人の魅力もあって、2作連続で涙を誘う感動のPV。終わったあとに思わず拍手してしまった。

平手さん:
平手さんを撮ることを任されるのは本当に大変なこと。あるコンセプトに平手さんが寄せていくならまだ楽だけど、こうして平手さん「らしい」PVを撮るのは重大な任務で、品が期待されるところがある。そういう重厚感をしっかり出したスタアらしいPV。内容としてはスタアとしての平手さんと等身大の平手さんの矛盾を見つめるようなもので、両方とも平手さんである以上、こうしてときどきそれがひとつの「平手友梨奈」だと確認する作業・作品が必要だと思う。前作よりもずっと平手さんに寄り添ったPVで、しかもアートとしても成立している。好きとか嫌いとかそういう次元じゃなく、芸術とか創作というものを愛するひとりの人間として高く評価せずにはいられない「作品」。

ねるさん:
言わんこっちゃない。前作からしてまりっかさんのパロディで滑り気味だったのに、もてはやした皆さんのせいで同じ路線でもう1作つくっちゃった。これでねるさんの可能性を引き出す機会を2回ドブに捨ててしまった。
- ねるさんの個人PVは「また会ってください」のMV。今回は、今泉さん・小林さんも歌モノのPVだったけど、なかでもねるさんのは映像のデキが良すぎてPVからMVに昇格してしまったんだなー。


1stシングルの評価がこれ(再掲)
志田 長沢 小池 齋藤 尾関 守屋
米谷 小林 鈴本 菅井 ベリカ 今泉
織田 ベリサ ねる 土生 石森 平手 佐藤
上村 原田

だいたい、優・良・可・不可に分かれてる。最上段がケチのつけようがない作品、2段目がこの監督でよかったと思えるくらい好きな作品、3段目がその子を推してるならまずまず楽しめる作品、4段目は「魅力的な子の魅力を伝えるっていう最低限のことに失敗」してる作品。

2ndシングルはこう:
長沢 米谷 鈴本 土生 上村 平手 小池
尾関 小林 齋藤 佐藤 守屋
菅井 今泉 織田 ベリサ ベリカ
志田 原田 石森 ねる

前回よりも、これは最高だって思う作品は増えて、長沢くんから小池さんまではどれも最高傑作と言うひとがいてもおかしくないと思う。自分でも決めかねてる。下段の4つだと、いちおうコンセプトの時点ではちょっと共感できる志田さんのと、一部のファンには素直に「10年後のことを考えてる原田さん良かったよ」と感動して貰えそうな原田さんのを手前に持ってきた。
- ひとによっては、菅井さんのやベリカさんのを上に、今泉さんのを1番に持ってきたり、鈴本さんや土生さんのを下に持ってくる場合もあると思う。それは共感はしないけど理解できる。

ちょっとサイマジョと監督を比べてみると、前回小池さんのを撮った杉山弘樹さんが今回の長沢くんのも撮っている。最高かよ。前回のよねさんの監督が今回は守屋さんで、たしかに路線は似ている。前回志田さんと守屋さんの作品に関わったひとは今回菅井さんのに関わっている。前回のほうがよかったかも。そしてもちろん、前回ねるさんを撮り、ついでに前回最低と言える原田さんのも撮った監督が、今回もねるさんを撮っている。MVなどで実績はある方みたいだけど、個人PVはもう勘弁してください。ほんとお願いします。

2016.08.10 | Comments(0) | Trackback(0) | 乃木坂・欅坂

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tieckP(ティークピー)

Author:tieckP(ティークピー)

だいたいどこでも曲を作って、自作曲には詞も書いてましたが、文章を読み書きするのが特技で、最近は欅坂46さんのブログや番組についてメモをとる日々です。乃木坂さんはずっと深川さん推しです。 twitterのアカウントも@tieckP。メールアドレスもtieckP+gmail.com(+の代わりに@で)です。お気軽に連絡どうぞ。

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