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フィクションの人格

さて、以下は僕自身についてではないのですが、ある方がキャラ愛において袋小路に陥った、つまり人間が抱える矛盾みたいなものを、自分なりに筋道を立てて整理した内容になると思います。結論としては矛盾してるね、しょうがないね、みたいになるわけで、お暇な人、心の余裕がある人だけ読んで頂ければ。


ここで扱う問題は、同一世界の二次元キャラ2人に愛情を抱いてしまうことの是非です。さらにそのキャラクター二人が寂しがりで、独占欲がある場合どうなるか。幾つかの問題に切り分けて整理しましょう。

1.一夫一婦制、あるいは法・制度・誓いと人の欲求の問題

 これは、現実世界でもありうることです。一夫一婦制自体が、人間の異性(あるいは同性)への欲求に必ずしもそぐうものではないことは事実です。ありていに言えば、すべての人が、ひとりを愛する社会に順応するようにはできていません。
 しかし、一夫一婦制が持つメリットもいろいろあるから(内容は略)採用されていて、この矛盾は、適合しない人を悩ませる。個人的には、法は倫理の後に来るものです。したがって、誰も不幸にしない状況であれば、杓子定規に一夫一婦制を当てはめることはない。しかし、人が独占欲や嫉妬の感情を持つならば、それらが倫理の立場から、浮気を許容しません。

2.現実と二次元、あるいはフィクションの問題

というわけで、フィクションの世界は、現実において生じる欲求不満を満たす場として求められます。アイドルも同じでしょう。この場においては、誰のことも傷つけずに複数の愛情を表現できます。もちろん、それだけがフィクションの機能ではありません。現実において理想の相手が見つからない場合、あるいは現実以上の理想を求める場合の受け皿にもなるわけです。いずれにせよ、フィクションの場であれば、複数の妻を持っても良いのです。

3.フィクションにおける人格の問題

今回の問題の一つは、フィクションの登場人物を、都合の良い欲求の対象としてではなく、現実世界同様の人格として扱っていることにあります。問題というより、良いことなのです。ノンフィクションがフィクションより好きな人もいるように、あるいはディスプレイを超えたがる人が多いように、愛が昂じると二次元と三次元の壁を越えたくなります。しかし、そうすると、架空の存在であった彼ら、彼女らは嫉妬という感情を「かわいげ」としてでなく、「苦痛」として持つことになります。

4.フィクションにおける、同一世界の人物の相互干渉の問題

今回の場合、より問題なのは、同一世界の人物だということです。僕らはフィクションを楽しむときに、それぞれの世界における自分になる。したがって、それぞれの世界では、他の世界の好きなキャラクターのことを思い出す必要はありません。そしてキャラクター同士は互いを知らないから、互いに嫉妬することもない。嫉妬が成立する要件は、キャラクターの人格が尊重されること、そしてキャラクターが自分以外の恋愛対象の存在を知ることですが、両方が成立してしまいます。これがもし、そもそもが複数を愛することでの苦悩やドタバタを楽しむために用意された世界であれば問題はないのですが、今回の場合は、そうした娯楽のために用意されたキャラクターではなかったので、逃れようはありません。

5.結論

いろいろ抜け道を探そうとしましたが、解決はできないようです。現実に引き寄せてしまった以上、結局、現実における三角関係同様につらいよってことですね。まあ、解決の方法がない以上、悩んでも仕方がないですねー。むしろ、悩ましい状況をさえ肯定する強さを持ちたいところです。自分で選んだ道(というより、意志を持って選び続けている道)ですからね。

2012.01.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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tieckP(ティークピー)

Author:tieckP(ティークピー)

だいたいどこでも曲を作って、自作曲には詞も書いてましたが、文章を読み書きするのが特技で、最近は欅坂46さんのブログや番組についてメモをとる日々です。乃木坂さんはずっと深川さん推しです。 twitterのアカウントも@tieckP。メールアドレスもtieckP+gmail.com(+の代わりに@で)です。お気軽に連絡どうぞ。

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